2021年02月12日

おばたのお兄さん

お笑い芸人・おばたのお兄さん(32)がブレークしている。数年前までは小栗旬のモノマネばかりが注目されていたが、ステイホーム期間中におうちでできるモノマネ動画などをインスタグラムやYouTubeに投稿すると、一気に火が付いた。昨年4月の緊急事態宣言後の2カ月間で、インスタのフォロワーは約30万人も増加。妻の山崎夕貴アナウンサー(フジテレビ)との仲むつまじい様子も投稿され、「癒される」「なんて素敵な夫婦!」といった好意的なコメントも多い。おばた本人に、ブレーク後の変化や山崎アナとのステイホーム生活を語ってもらった。

――投稿されるモノマネ動画では、たまに山崎アナの笑い声も聞こえます。ご夫婦で一緒に撮影することが多いのでしょうか。

 リビングで撮影しているので、時間が合えば横で様子を見守ってくれたり、手伝ってくれたりします。奥さんはすごく協力的。「とくダネ!」などの番組収録で使った美術品や小道具を「ネタに使えるかも!」と言って持って帰ってくれます。以前はドローンカメラを持って帰ってきてくれたこともあります。芸人の妻だなと(笑)。

――ステイホーム期間を機に、ご夫婦の時間は増えましたか。

 一緒にいる時間はすごく増えました。それまでは生活リズムが違いすぎて、なかなか時間を共有できなかったんです。奥さんは朝の帯番組があるので、早朝4時ごろに家を出ます。僕が仕事を終えて夜9時ごろに帰宅する頃には、(奥さんは)もう寝る時間。すれ違いの生活でした。

 今は「とくダネ!」の収録が2班体制になったことで、2日に一度は一緒にいられる。ごはんを一緒に食べて、時間がある時には一緒に近所をランニングして。今までそうした時間をなかなか持てなかったので、とにかくうれしいですね。

 もともと仲が良かったので、関係性が大きく変わったということはありませんが、「楽しい時間が増えた」「一緒にいられてうれしい」というプラスの感情が割り増しになった感じです。今でも手をつないで寝ています。


まるで新婚ホヤホヤの夫婦のようです。ただ、一緒にいる時間が増えれば、その分夫婦げんかも増えそうですが。

 それが、夫婦げんかがまったくないんですよ。何かエピソードを出せたらいいのですが、本当に皆無なんです。僕は円満でいるために「楽しいときは、相手のおかげにする」「何かうまくいかないときは、自分のせいにする」というポリシーがあって。奥さんもそれを感覚的に実践してくれている気がします。お互いに気遣いができていると思います。

 でも、出会ったばかりの頃は違いました。当時の僕はテレビもあまり出ていなくてお金がなかったし、心に余裕がなかった。人に対しておおらかになれず、もっとツンツンしていたと思います。

――今ではSNSが軌道に乗って、収入は奥さんを上回ったとも報道されています。

 SNSが仕事に直結するようになったのは2018年ごろで、翌年には収入が倍近く伸びました。今は、テレビの収入が2だとしたら、SNSの収入が8ぐらいです。でも、お金のために動いていると、何が面白いのかわからなくなる。これはバズるだろうと思っても、まずは自分自身が面白いと思うかどうかを大切にしたいと思うようになりました。お笑いに対するギラギラ感は、今でもめちゃめちゃありますよ。

――結婚当初は「格差婚」と呼ばれていました。どんな心境でしたか。

 悔しいとかは一切なかったです。芸人としておいしいですし、気を使われるよりよっぽどいい!「俺は小栗旬だぞ、格差じゃないだろ」と、ボケて切り返せますし(笑)。一生「格差婚」と呼ばれたままでもいいと思っています。

 むしろ、奥さんの月収を上回って格差がなくなってしまう方が、芸人としては苦しいかな。プライドを持っていたら笑いは取れないので、「どれだけ負けられるか」が大事だと思っています。

 特に、「負け」を身に染みて痛感したのが17年6月にフライデーに浮気を撮られたことです。猛省しました。当時交際中だった奥さんは「悲しいけど、一番悲しいのは僕と離れることだから、別れる選択肢はとりたくない」と言ってくれた。悲しませてしまった分、ずっと笑わせてあげようという気持ちが強くなりました。

一緒に過ごしてみて、奥さんの一番の魅力は何ですか。

 明るさです。彼女の明るさは人にも伝染しますし、一緒にいて明るくなれる。奥さんは、家でも他人の愚痴を全然言わないんです。愚痴とは無縁の彼女の周りには、ずっと明るい空間があるんです。

 人に優しい分、時には自分を責めてしまうこともあります。お花が好きなので、元気がないなと感じた時には、仕事帰りにお花を買って、渡しています。すると、泣いて喜んでくれるんです。僕が、花買ってきたりサプライズしたりストレートな表現を沢山するので、奥さんには「アメリカ人みたいだよね」って言われます。

――奥さんの明るさは、おばたさんのイメージとも重なります。似ている部分があるからこそ、夫婦円満につながっているのでは。

 言われてみればそうかもしれないですね。ただ、全然違う点が一つ。彼女は僕と違って、保守的なんです。「フリーアナには100%ならない!」と断言していますし、旦那が芸人で不安定なこともあって、後ろ盾がなくなるのが嫌なようです。僕は逆で、いろんなことにチャレンジしたいタイプ。奥さんのおかげで安心してチャレンジできますし、バランスが取れているのだと思います。

――今後、チャレンジしたいことはありますか。

 2021年はもっとYouTubeを頑張りたいです。モノマネだけでなく、日体大出身で教員免許を持っている強みを生かして、「スポーツ」の動画も出していきたい。自粛期間中に、スポーツ系の資格を3つ取得しました。コロナが心配で外に連れ出せない親御さんも多いと思うので、室内でできるキッズ向けの運動動画を積極的に出していきたいです。僕ら夫婦にはまだ子どもがいませんが、そのうち子どもも欲しいですね!

(構成=AERA dot.編集部・飯塚大和)
posted by かーくん at 07:50| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする