2019年01月21日

GACKT 浜崎あゆみ 布袋寅泰

トランプ大統領と金正恩委員長、大富豪カルロス・ゴーン氏と「ちょろまかし」。決して交わることがないと思われていたものが、電撃的に結びついた2018年。そして新年、今度は芸能界に意外な「点と線」が浮上した。GACKT(45)、浜崎あゆみ(40)、布袋寅泰(ともやす)(56)。ミュージシャンであること以外に共通点のなさそうな彼らが、「金銭トラブル」というキーワードで繋がっていたようです

 もはや元日の風物詩となった感のあるテレビ朝日系の「芸能人格付けチェック!」。何といっても同番組の売りは、音色から味まで、何でも違いを見極めてしまうGACKTの“活躍”である。今年も彼はあらゆるものの差異を感じ分け、「個人58連勝」という記録を打ち立てたのだが、ここでひとつの素朴な疑問が生じる。どうしてGACKTはテレビ番組だと違いを見極められるのに、現実社会ではそれができないのだろうかと。

 昨年、彼が広告塔的役割を果たした仮想通貨「GACKTコイン」にケチがついたことは記憶に新しいが、遡れば16年夏に5人の逮捕者が出た投資詐欺にも引っ掛かり、彼は大損していたのだ。つまりGACKTは、娑婆のカネにまつわる話では「2連敗」しているのに、テレビに出ると途端に連勝し続けるという「矛盾」を露呈しているわけだ。

 それはさておき、件(くだん)の投資詐欺を振り返っておくと、投資コンサルタント会社「クエストキャピタルマネージメント(以下、クエスト)」が、運用実態のないファンドに、約60人から113億円もの金を出資させ騙(だま)したというもの。そしてその出資者の中に、GACKTや布袋といった有名芸能人が含まれていたため、当時世間を騒がせる事件となった。とはいえ、2年半前の話。過去のことになっているはずだったのだが……。

 話は変わって昨秋のこと。本誌(「週刊新潮」)11月8日号は、次のように題した記事を掲載した。

〈被害額50億円「インチキ会社」の決算書に「浜崎あゆみ」〉

 その概要は、「イプシロン・スクエアード(以下、イプシロン)」なる会社が高利回りを売りに怪しげな無担保社債を勧め、当然のようにそれが焦げ付き、被害総額は50億円近くに達しているとされる騒動。さらに浜崎あゆみが南青山の自宅を売却する際、イプシロン・グループが買い手として手を挙げながらドタキャンする。浜崎は違約金5500万円の支払いを求めたもののイプシロン側はなかなか応じず、弁護士が登場して回収せざるを得ない事態にまで発展したのだった。浜崎の所属事務所は、

「売れると思った物件を売れずに、いやな思いをしました」

 とのコメントを寄せ、「被害者」であると告白した格好だが、対するイプシロンの社長は社債被害について、

「みなさん(支払いを)待ってくれているので、被害者はいないんです」

 と、本誌の取材にシラを切ったというのが事のあらましである。

しかし、イプシロン社債による被害者は確実に複数存在している。そこで今回、そのうちのひとりを探し当て当該人物のもとを訪ねると、苦虫を噛み潰しつつ、

「確かに私は被害に遭いました。『被害者はいない』なんてとんでもない。実際、私はイプシロン社とその社長を相手取り、計1億円超の社債償還請求の訴訟を起こし、勝訴しています。金は未だに払ってもらっていませんけどね」

 とした上で、

「イプシロンの社長は、クエスト事件で逮捕されたうちのひとりで、慶応大学出身の男から紹介されました。だから、クエスト事件とイプシロン案件は繋がっているんですよ。そもそも私は、慶応男からクエスト案件への投資を勧誘されたんですが、その受け皿としてイプシロン社債に投資することになった。慶応男の下にイプシロンの社長がいるという感じです」

 とどのつまり、全く無関係と思われたGACKT・布袋の投資被害組と、自宅売却時に被害に遭った浜崎とは、「慶応男・イプシロン社長コンビ」に吸い寄せられるようにして金銭トラブルに巻き込まれた“被害者仲間”だったということになる。

 芸能関係者が続ける。

「慶応男は芸能人脈が幅広くてね。グランドハイアットのボールルームを借り切ってパーティーを開いたりして、そこによくサッカーの中田英寿(ひでとし)が来ていた。中田からメールが届いたなんて言って見せびらかしてもいました。あと、高田純次とも親しいと吹聴していましたね」

 高田の所属事務所は、

「確かにその方とはお会いしたことがあって、不動産を買わないかみたいな話だったんですが、結局、買いませんでした。その後も、電話が何回か掛かってきたようですね」

 と“接点”を認め、中田の所属事務所はコメントを避けた。いずれにせよ、

「そうした芸能人脈の中から、『獲物』を探していたんでしょう」(前出関係者)

 人類みな兄弟。カネを巻き上げようとしている輩からすれば、芸能人はみな「カモねぎ兄弟」なのかも。

「週刊新潮」2019年1月17日号 掲載
posted by かーくん at 14:30| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする