2018年09月09日

木南晴夏

木南晴夏(33)という女優の名を聞いて、容姿が浮かぶ人はどれくらいになるだろうか。テレビドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系/毎週木曜・夜9時)で好演中という情報より、玉木宏(38)の妻という説明のほうが通じるのかもしれないですね

 だが、一般人には無名だからと言って、女優としての魅力に乏しいとは限らない。まずはウィキペディアをのぞいてみると、その出演本数の多さには驚かされる。

 映画は22本。テレビドラマはシリーズも単発も合わせて約100本。声優としての出演作もあれば、舞台、ラジオドラマ、WEBドラマもこなし、CMにも出演している。

 1985年8月、大阪府生まれ。2001年の高校在学中、「夏の高校野球PR女子高生」に選出。さらに『第1回ホリプロNEW STAR AUDITION〜21世紀のリカちゃんはあなた!! 〜』でグランプリを獲得した。

 最初はアイドルの道を歩むが、2004年に女優に転進。だが脇役ばかりの日々に嫌気が差したという。

 その後の転機を、サンスポが報じた「【ヒューマン】木南晴夏 そのドラマ、明太子フランスで美味しくします」(18年1月21日)のインタビュー記事から引用させていただく。

《04年に女優デビューし、映画は21本、ドラマは90本以上に出演。現在は(略)フジテレビ系「海月姫」(月曜後9)でオタク女子のジジ様役を演じるなど存在感のある演技で引っ張りだこだが、スポットライトを浴びるまでは時間がかかった。

 「デビュー当時は主演に憧れていましたが、ヒロイン役のオーディションに行っても、“ヒロインの友達役”というのがずっと続きました」

 転機になったのは大ヒット映画「20世紀少年」シリーズ(08〜09年)。同作もヒロインのカンナ役(平愛梨)を目指してオーディションを受けたが、決まったのはその友達の小泉響子役。「『もう私は一生友達役なんだ。ダメだ〜』と感じました」と振り返る。マネジャーに「やりたくない」と伝えたが、「『部長がうしろで小躍りして喜んでいるからダメ』と言われまして」と参加。しかし、原作のキャラクターとうり二つだったことで一躍注目を浴びた。

 「友達役や脇役だとしても『評価されることがあるんだ、見てくれているんだ』と初めて認識して、そこから楽しくなってきました」》

30代とまだまだ若いが、しっかりとした下積みがある。苦労も重ねてきた。その味が視聴者には伝わるのだ。

 人気絶頂の玉木宏との結婚が発表された時、当然ながら「玉木ロス」が話題となった。しかし最終的には、相当に熱狂的な玉木ファンでも、「こんなにしっかりとした女優さんなら仕方ない」とバッシングが起きなかったという伝説がある。

 木南晴夏をよく知る関係者は「結婚の報にびっくりした人も多いでしょうけれど、なかなか魅力的な女性です」と明かす。

「2011年からテレビ東京で、毎週金曜深夜に『勇者ヨシヒコシリーズ』というテレビドラマが放映されていたんです。ゲームの『ドラゴンクエスト』を意識した内容で、実際にスクエア・エニックスの社名もクレジットされていました。主演は山田孝之(34)で、木南晴夏とムロツヨシ(42)も出演していたんです。そして、木南とムロの2人が交際していたというのは、関係者の中では、知る人ぞ知る、という話です。何しろ隠していなかったですからね。2人で手を繋いで観劇する姿とか、普通に目撃されていました」

 木南晴夏が玉木宏と結婚を発表した際、ムロツヨシも祝福のメッセージを送っている。「勇者ヨシヒコシリーズ」で共演したことを踏まえ、「ムラサキよ、私はこれから、お祝いの呪文を得るため、旅に出ます」、「こんど会うときには、その呪文をお前にかけてやろうぞ、うむ」とTwitterに投稿した。

 番組のファンから絶賛する声も多かったが、交際の事実を知ると、別の味わいも生まれる。別れても、木南とムロは良好な人間関係は続いていたのだろう。この辺りにも彼女の人柄が伺えそうだ。

「別れた理由までは知りませんが、ムロはモテますからね。その辺りが原因ではないかという声はありました。だから玉木宏さんと結婚したというニュースを聞いたとき、少なくとも私たちの回りではびっくりする者が圧倒的でしたね。ムロとは正反対の(笑)、正真正銘のいい男ですからね」(同・関係者)

 この関係者は木南について「不思議に周囲から大切に扱われる女性」だと言う。

「主役のオファーはないかもしれませんが、脇ではいい芝居をします。相手役を食うのではなく、引き立たせる。所属事務所はホリプロですが、そういう木南の実力をよく把握していて、とても大切に扱っていますよ」

 撮影現場でも、ぎらぎらしたところは皆無。自然体なところが、ある種の“ムードメーカー”になるというタイプだ。

「撮影現場ではいつも、のほほんとしていますね。常に穏やかで、スタッフに怒ったり、監督に食ってかかったりする場面は、少なくとも私は一度も見たことがありません。演技が始まっても、淡々と仕事をこなしているようにしか思えないんですが、しっかりと、なくてはならない存在感を出している。なかなか、こういうタイプの女優さんはいません。玉木さんも、そういうキャラクターに惹かれたのではないでしょうか」(同・関係者)

 周囲は「いよいよ子供が産まれると、玉木宏の妻、子供の母として、家庭に収まってしまうのではないか」と心配する声もあるという。良妻賢母が似合うタイプなのだ。

 しかし、先に触れたサンスポのインタビュー記事では、憧れの女優として当時68歳だったメリル・ストリープの名を挙げ、「60代でも、10代の少女が恋をしているかのように演じられるおちゃめな女優になれたら」と抱負を語っている。評価の高い“助演女優”のポジションを、そう簡単に手放すつもりはないはずだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月9日 掲載
ラベル:木南晴夏
posted by かーくん at 15:01| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする